剥がれる②

「ふっ・・・・・・、」
 逃げたくとも大きな手のひらで顔を固定され、唇を荒々しく塞がれる。
 差し込まれた舌によって口を開かされ、深く口付けられ侵入を許す形になった。ぬめるカカシの舌が我が物顔で口内を荒らし、閉じた目の際にうっすら涙が浮かぶ。
 イルカは眉根を寄せた。
 ーーついさっきまでは、飲み会で参加していた居酒屋にいたのに。

 違う違うと頭の中で唱えるイルカに向かって歩き出したカカシにギョッとした。心臓がばくばくと鳴り続けている。
「だ、・・・・・・こな、」
来ないで、といい終わる前に目の前に来たカカシの手が伸びイルカの手を掴んだ。
 頭が混乱が加速する。自分の手を掴むカカシの大きな手を見ることしか出来なかった。そして、数秒後ようやく思考が動き出す。
 この状況で人目も勿論あるのに、こっちにくるなんて空気読めよ、と八つ当たりに近い言葉が浮かんだのもつかの間、掴んだ手をぐいと引っ張られた。強い力に、わ、とイルカから声が漏れる。
「ちょ、まっ、は、離して!」
「やだ」
 抵抗するもカカシは手を引っ張ったまま襖を開け、座敷から出る。廊下を少し歩いたところでようやく足を止めた。
 強い力で握られていた手を離され、ほっとすれば、今度は両肩を掴まれる。イルカは目を丸くして顔を上げた。じっとこっちを見つめるカカシがイルカの目に映る。
「ホントなの?」
「・・・・・・は?」
「とぼけないで。さっきの。あれ、そのままに受け取っていいんだよね?」
 問いつめるカカシの表情は真顔で、それでいて白い肌が少しだけ赤い。懇願に近い表情を受け、イルカは思わず言葉に詰まった。頬が熱い。
 否定すればいい。そう思うのに。言葉が喉から出てこない。眉を寄せぐっと口を結んでカカシを見上げれば、カカシの表情が変わる。
「ね、キスしていい?」
 うっとりとした目で言われ、目を丸くした。両肩にかかっていたカカシの手に力が入ったのが分かり、イルカもまたぎょっとして身を固める。明らかに、当たり前だけど、いつもと違うカカシに上手く対応出来ない。
 襖一枚隔てた宴会場は、皆盛り上がってる。誰かの笑う声が聞こえて、イルカは思わずそっちへ視線を向けた。
「・・・・・・じゃあ、いこ?」
「え?」
 囁かれる声に聞き返した時、目に入ったのは印を結ぶカカシの指で。
 気がついたら、真っ暗な場所に二人で立っていた。
 目がまだ慣れない状態で見えるのはここが玄関で、そして分かるのは自分の部屋ではないことぐらいで。
 ぼんやりと辺りを探ろうとすれば、手首を掴まれ玄関の扉に押しつけられる同時にその勢いのまま顎を指で上に向かされ、いつの間にか口布を下げていたカカシによって唇を塞がれた。
 こんな間近でカカシの気配を感じた事はなかった。
 密着したカカシの体温が伝わり、漏れる吐息も、入り込んだ舌もまた熱い。
 どうにかしようとしたいのに、口づけされる度に頭の奥がぼーっとして何も考えられなくなる。自分の経験のなさが浮き彫りになったようで情けなくもなる。力が入らない。カカシの腕を掴んで口づけを不本意ながらも受け入れる事だけで精一杯で。
 いいなんて、一言も言ってないのに。
 なのに、身体が、熱い。
 ゆっくりと唇をカカシが離した。余韻に微かに震える。イルカはまだ口を少しだけ開いたまま、カカシへ視線を向けた。カカシがイルカを見つめながら自分の濡れた上唇をぺろりと舌で舐め上げ、そして目を細める。
 その表情に目眩がした。
「・・・・・・カカシさ、」
 やっとの事で力なく声が出るが、それを遮るようにカカシが顔をイルカの首もとに埋める。ひぁ、と変な声が漏れた。唇で触れられるだけなのに、身体が悔しいくらいにびくびくと跳ねる。ん?、と小さな声で愛撫の合間にカカシが聞き返すが、その声はイルカの耳に届かなかった。
 きっと自分は身体も、そして耳まで真っ赤だ。
 無意識にカカシの首に腕を回していた。
 こうして異性に触れられるとか、キスとか、いつか誰かするんだろうとは思っていたけど、こんな形でなんて想像もしてなくて。
 しかも相手はカカシで。
 薄く目を開けると潤んだ目に銀色の髪が目に映る。手に触れるその髪は想像以上に柔らかい。そして、想像すらしたこともないカカシの匂いが、動く度にふわりと鼻に入る。胸が苦しくなってイルカはぎゅうっと目を閉じた。その時、カカシの手がベストのジッパーを下ろす。上衣の裾から中に入り込んだ。
「あっ!」
 思わず大きな声が出た。目を開ける。
「ダメ、や、」
 必死に拒否する言葉を口にしても、カカシは止めない。手が何かを探るように背中に周り、何だろうと思うも、今度は手が前に戻される。身につていたスポーツブラを上から下げられた。驚きにまた、あっ、と声がイルカから漏れる。上衣の中で露わになった胸をカカシの手のひらが包んだ。
 柔らかい胸にカカシの指が食い込み、その細くて固い指が先端を摘む。
「んっ」
 誰にも触れられた事がない箇所に、イルカは身を縮ませた。カカシが自分の胸を触っている。その事実がじわじわと自分の脳に浸透し、頬が更に熱くなる。手の動きは優しくも急いている感じで、カカシの荒い呼吸が耳元で聞こえて、かあ、とまたイルカの顔が赤みを増した。これ以上、きっと赤くはならない、それくらいにきっと自分の顔は真っ赤だ。
 指の腹で先端を潰すようにして、そして弾力のある胸を揉みしだく。
「ふっ、・・・・・・や、・・・・・・っ、」
声を抑えたくても、勝手に口から漏れて。恥ずかしくて。カカシの首に回した腕に力が入る。自然カカシを抱き寄せていた。刺激に耐えるように目を閉じる。
「・・・・・・可愛い」
 ぼそりと漏れた声に、イルカは反射的に眉根を寄せた。羞恥に身体を震わせれば、カカシの手が上着から引き抜かれる。
 そのままカカシがイルカの身体をひょいと持ち上げた。軽々と持ち上げられ、何をするのかと瞬きするイルカを抱きしたカカシは歩き出し。部屋へ上がる。幸い?にも二人もと靴を脱いだままで瞬身をしたから、裸足だ。だからいいんだ、と別の事を考えている間にもカカシはすたすたと歩き、奥の部屋に入る。置かれた場所がベットだと数秒遅れて気がつく。
「あの、ここは、」
「うん、俺の部屋」
 今頃気がついたの?と眉を下げ言わんばかりの顔をカカシが見せる。そのまま覆い被され、イルカはぎょっとした。
 ここまでの状況に置かれて、また気がつく。慌ててカカシの肩を押さえた。カカシを見上げる。
「待って、ちょっと、」
「ここまできて待つわけないでしょ」
 すんなり返したカカシが首もとの薄い皮膚を舐め上げる。収まってきたはずの身体がまた簡単に熱くなった。
 さっきもそうだったが、押し倒されたこの体制は明らかに不利でカカシの手がイルカの身体を撫でるように動く。それは太股の内側に触れ、ぎくりと身体が強ばった。股に力を入れる。
「駄目っ、そこは駄目!」
 強い拒絶にもカカシは動じない。もう片方の手で髪を撫でながら髪紐を解き、頬に、首もとに口付ける。
「子供欲しいって言ったのあなたじゃない、しようよ」
 甘く囁かれるも、納得できない言葉にイルカは首を強く横に振った。
「だっ、あれは私が言ったんじゃない!」
「認めたじゃない」
「認めてない!」
「何で?俺もう先生の中に入りたくて堪らない」
 ぐいと押しつけられたものに思わず、ひゃあ、と小さく変な声が出る。服の上からでもしっかりと誇示している固くなったそれに、イルカは身体を震わせた。自分に好意を抱いているのは、冗談半分だと思っていた。自分には女性として惹かれる箇所なんてない。自信なんてもちろんなくて。でも、カカシの素直に欲情した表情に、必死でいて雄の本能がしっかりと見え、喉の奥が引き攣る。イルカはぐっと唇を閉じた。
「わ、私はこういう事するのは、ちゃんとおつき合いした人とじゃないと無理です!」
「じゃあつき合おう?」
「そういう事じゃなく!」
 イルカは呆れ混じりに声を大きくした。
「やりたいならどっか別の人を選んでください。カカシさんならいっぱいいるでしょう?」
 カカシは微かに眉を寄せ、そして首を傾げる。
「そりゃいるよ。俺の顔と下半身に興味ある女ならいくらでもね。でも俺がやりたい女はあなただけ」
 分かってるでしょ?
 真顔で言われ、今度はイルカが眉を寄せた。
「俺としたくないならいいよ。でも先生を気持ちよくさせたい。それならいいでしょ?」
「・・・・・・え?」
「お願い。後悔させないから」
 お願いをされても、その意味が分からない。気持ちよくって、と言いかけると、カカシの手のひらがイルカの頬に触れる。カカシの顔が近づき、ゆっくりと唇を合わせた。
 さっきよりも優しく、啄むように口付ける。ぎこちなく開いた口にカカシの舌が差し込まれる。歯並びを確かめるように動き、目を閉じながらも背中がぞくぞくしてイルカは眉を寄せた。
 経験値がないからこういうものだと思うしかないのだが、想像よりも遙かに気持ちがいい。とか思う辺り、自分ってチョロいのか。
 カカシに身を任せながらも思考がぐるぐると回る。カカシの手がまた上衣に伸び、今度は上へ捲り上げる。さっきカップをズリ下げられたままで、乳房が外気に晒された。唇が離れ、そのままカカシの顔が下がる。
「ま、・・・・・・っ」
 語尾まで言い終わらない内にカカシが乳首を口に含み思わず息を詰めた。ぶるりと身体を震わせる。口内で吸われ、舌で転がされるように弄る。柔らかな先端が固くなり舌の刺激を強く感じて身体が熱くなった。抑えても声が勝手に漏れる。恥ずかしい、と思い息を詰めても身体が感じるのは止められない。
 気がつけば、カカシがイルカのズボンに手をかけていた。さっきと同じように、敏感に反応し手が反射的に防ごうと伸びる。その手をカカシが掴んだ。ベットに痛くならない力で押さえる。その合間にもカカシの口がもう片方の胸へ移った。吸い上げ、カカシのぬるりと舌が固くなった先端をねぶる。舐めているカカシと目が合った。
 カカシは潤み黒い目を揺らすイルカを見つめ、そして目元を緩めた。
「あなたに限って痛くする訳ないの分かってるでしょ?だから俺に任せて」
 押し倒されているのには変わらないのに、優しいカカシの台詞に胸を打った。力が抜けたのが分かったのか、カカシがズボンを脱がし下着もゆっくりと脱がす。カカシの手が内股に触れ、そのまま外へ押し広げた。恥ずかしさに喉が引き攣る。こんな格好で、あろうことかカカシに見られて、恥ずかしくない訳がない。このまま消えてしまいたいのに、カカシの手が太股を掴んでいる。天井を仰ぎぎゅっと目を瞑れば、息づかいと布が擦れる音だけが聞こえる中、カカシが唾を飲んだイルカの耳に聞こえた。
 そのまま屈むんだのが気配で分かる。イルカの身体がビクリと跳ねた。
「やっ、やっぱり、だめ、」
 言い終わらない内にカカシの舌が秘部を舐め上げる。その感触は言葉に到底表せない。混乱した。
 ーー最悪だ。
 信じられない。あり得ない。カカシに脚を開いているなんて。許容範囲は既に超えている。葛藤するこの状況は最悪でしかないはずなのに、一番最悪なのは自分の身体が燃えるように熱いと言うこと。
 いつも、いつもそうだ。この人と、カカシといる時だけ自分が女を意識してしまう事実。自分じゃなくなるようで、認めたくなくて、怖くて。
「……、やっ、ぁ、……」
 カカシの生暖かい舌がにゅくにゅくと中を押し広げるように入り込む。シーツをぎゅっと握りしめた。その微かに震える手をシーツから離すと、顔を覆った。
「カカシさん、ホントに、やめ・・・・・・、ぁっ、」
 掠れた声が口から出た時、カカシの舌が離れ、その代わりに入り込んだ指に内股が引き攣った。その股をカカシの手が撫でる。唇を落とした。
「力抜いて」
 カカシの優しく低い声に、こんな時なのにそんな事でときめく自分が嫌になる。ただ、もうどうしようも出来ない。
言われるがままにイルカは身体の力を抜き、カカシのする事に協力した。
 そこから数分後、イルカはぼんやりとベットに横たわっていた。カカシによってもたらされた快感の余韻で、頭の奥が痺れているような気がする。色んなことがありすぎて整理しきれない。
 潤んだ目で瞬きをしながら少し荒い呼吸を繰り返す。頭がまだ真っ白だった。カカシの言葉通り、手と指の刺激だけで今までにないくらいに中を濡らした。
 自分のあらぬ醜態を晒してしまった事に、どうしようと頭がぐるぐるするが、身体がカカシによって引き起こされた快感に身体もまた痺れているような感覚で、動けない。嘘みたいな現実に頭もまたぼんやりする。
 潤んだ目でカカシを追えば、ベットにしゃがみ込みこっちを見ていた。視線が交わる。ベストも脱いでいなく自分とは違い乱れていない格好なのに、その目が酷く熱っぽく淫らで、イルカは思わず僅かに開いていた唇を結んだ。その目がじっと自分の身体を見つめている。
「カカシさん?・・・・・・」
 その視線に耐えかねて名前を呼び手を向けた時、カカシが少し後ずさった。その行動が何を示しているのか分からなくて瞬きをすると、カカシは微かに眉を下げた。
「ごめんね、今あなたに触られたら何するのか分からない」
 苦痛にも感じる苦笑いに近い笑みを見せられ、胸がとくんと鳴った。目線を下げると、カカシの股間はズボンの上から分かるくらいに張りつめていて、経験がないと言えど、それが何を意味するのか分からないはずがない。しかも、こんな後では。理不尽な状況に追い込まれていたのにも関わらず、胸が苦しくなるのは何でなのか。
 イルカはこくりと唾を飲み込み、そして視線をゆっくりとカカシに戻す。口を開けた。
「カカシさんは、いいんですか・・・・・・?」
 自分でも何を言っているのか分からなかった。早く身体の汚れを落としたいし、なによりさっさと服を着てここから立ち去りたい。
 でも、口を開いるのは事実だった。
 カカシが眉を寄せ首を傾げる。
「・・・・・・あまり俺をいじめないでよ」
 眉を下げて微笑まれ、その表情に、胸が痛んだ。黙っていれば、やがてカカシの手が伸びる。胸の上まで捲り上げられていた服をカカシが直した。そして引き剥がされ床に投げ捨てられていたズボンと、下着を手に取る。
「自分で着れるでしょ?」
 カカシは帰そうとしている。それが分かり、何故か寂しさを覚えた。
 したいならしなくてもいいと言ったカカシは、その約束を守ろうとしているだけで、自分にとっては好都合なのに。今日の今までの経緯と、それ以前のカカシが頭に浮かんだら言葉に出来ない気持ちが湧き上がり、到底直ぐに晴れそうもない気持ちに、イルカは視線を布団に落とした。
「イルカ先生?」
 服を受け取らないイルカに、カカシは不思議そうに名前を呼ぶ。
 こんなのは間違っていると思う。順番なんてものがないような、そう、最初っから全部滅茶苦茶だ。
 ただ、今カカシが離れただけで、急に触れていた部分が冷えてしまったような気がした。
 もともとよく分からない事になっているが、このまま帰るのも間違っているような気もする。ただ、このまま帰るくらいなら、ここにいたい。
 何故か分からない。そう感じたら、自分の手がカカシに伸びていた。服ではなく、カカシの手を握る。
「あの、先生?」
 さっきより戸惑った声がまた自分に向けられる。イルカはおずおずと顔を上げた。じっと困惑しているカカシを見つめる。こんなカカシの顔を見たくないし、なにより、心がもどかしい。
 いや、違う。
 元より、カカシと初めて顔を合わせていた時から。そしてあの居酒屋であんな反応をした時も。ずっと、ずっと、分かっていた。
 目を伏せ、決意をし、イルカは口をゆっくりと開き、そして視線をカカシに戻す。
「遊びはいやです」
「・・・・・・え、」
「浮気も駄目です、そしたらもう二度と口もききませんし、絶交です」
 子供じみた事を言っているのは分かっている。でもこんな言葉しか浮かんでこない。自分でも酷いと思うし呆れる。
 カカシは、ぽかんとしたままじっとこっちを見つめていた。
「だから、……」
 間を空けられじれったくなって、掴んでいたカカシの手を軽く引っ張った。少しだけ首を傾げながら、でもちょっと怒ったような顔のイルカにカカシは目を見開き驚いた顔をし、そしてイルカの言っている意味を理解したのか、白い肌を赤く染めた。それを見て可愛い人だと思うあたり、もう自分の答えは出てしまっている。
 だが、中々返事をくれないカカシに訝しむような目を向けた。
「意味分かって、んむ」
 イルカの言葉を最後まで聞かずにカカシは唇を塞ぎ、そしてベットに押し倒す。
 さっきとは反対でベットの上で目を丸くしたイルカに、カカシは見下ろし、そして眉を下げた。
「覚悟してね」
「え、」
 ふわりと笑った顔に一瞬目を奪われる。え、といいかけた言葉はまたしてもカカシの口付けで遮られた。


 翌朝、布団の中で触れる暖かさと心地よさに目が覚める。ゆっくりと目を開けるとそこにはカカシがいて、そして、微笑むカカシは当たり前のように幸せそうで。
「どの女よりイルカが最高に可愛い」
 躊躇いもなく、うっとりと口にされ、イルカの顔が真っ赤に染まった。
 言われ慣れてないし、甘ったるい台詞を堂々と言うカカシの神経が分からない。泣きそうなくらいに恥ずかしい。茹でたタコのように赤くなった顔で口を結べば、カカシに目を細められ、目眩がした。ぐっと何かに耐えるように、イルカは頬を赤らめたまま不貞腐れた目でカカシを見つめ返す。
「その顔、駄目ですからね」
「え?」
 素直に首を傾げるカカシに、イルカは続ける。
「外では、今みたいな顔で見つめるのも、さっきみたいな台詞も、ましてや仔犬みたいな目で寂しそうに私を見るのも、駄目です」
 早口に言い切ったイルカにカカシには一瞬目を丸くする。そして可笑しそうに笑い出した。何が可笑しいのかと戸惑うも、カカシはクスクスと笑い、そしてイルカを見つめながらカカシは眉を下げ、了解、と幸せそうに微笑んだ。


<終>
 

ありむらさんからSSの「剥がれる②」のワンシーンのイメージイラストをいただきました!
胸がきゅんとする二人が描かれていますので、是非是非ご覧ください^^
こちらから飛べます→ *(R-18です)

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